- 2020-7-1
- 就活
2021年に卒業予定の大学生の就職内定率は、6月12日の時点で65%余りで、去年の同時期と比較し5パーセント下回った。一方、今月1日時点との比較では8ポイント余り上昇し、緊急事態宣言が全国で解除されたことを受けて企業の採用活動が活発化していることがうかがえる。
この調査は、就職情報大手のリクルートキャリアによる、就職活動の実態を調べるため、来年春に卒業予定の大学生を対象に今月12日から19日にかけてインターネットで行い、900人余りからの回答をもとに出されている。
調査によると、今月12日時点の内定率は65.3%で、去年6月1日時点と比べて、5ポイント下回った。
しかし、大手企業の面接が本格化した今月1日時点と比べて、8.4ポイント上昇し、緊急事態宣言が全国で解除されたことを受けて、全国各地の企業による採用活動が活発化していることが予想される。
一方、経験した最終面接の最終形式は、対面が57.9%だったのに対し、ウェブ面接が41.5%となり、感染拡大をきっかけにオンラインでの採用活動が広がってる。