新型コロナ感染学生に救済追試へ 国立大入試実施要領を公表

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国立大学協会は13日、今年度実施する入試の実施要領を公表した。新型コロナウイルスに感染したことで2次試験を受けられなかった受験生の救済措置として、追試を3月22日に行う。さらに、高校の長期休校によって学習進度に不安を抱える受験生に配慮し、出題範囲の制限を含めた必要な措置を最大限講じるよう各大学に通知を出した。

大半の国立大の一般入試は、1月の大学入学共通テストと、前後期に分かれた個別の2次試験を組み合わせて合否を判定する。実施要領によると、追試は、前期日程(2月25日)と後期日程(3月12日以降)の2次試験を新型コロナの感染などによって受けられなかった受験生が対象となる。

新型コロナ対策として、文部科学省は6月に公表した大学入試の実施要項で、国公私立大に対し、追試などの機会を設ける義務を課し、出題範囲の制限なども要請している。今後、各校の取り組みを取りまとめ、文科省のホームページで公表する予定だ。

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