教育実習なしでも免許取得可能に 文科省が特例措置へ

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文部科学省は11日、今年度限定で、大学の授業などを教育実習の代わりに単位として認める特例措置を発表した。実習の実施を原則としつつ、「真にやむをえない場合」のみ、「教育実習なし」でも教員免許の取得を認める方針を示した。

また、小中学校の教員免許を取得するために必要な介護体験についても、文部科学省が指定した教材などを学習し大学にレポートを提出したり、特別支援教育に関する単位を修得したりした場合に、免除するとのこと。

萩生田文部科学大臣は、記者会見で「教育実習でなくても、学習指導員として学校に行けるようにするなど、後押しをしながら将来を担う『教員の卵』の質が低下したというそしりを受けないよう、教育現場と連携していきたい」と述べた。

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