高校から大学への「飛び入学」が普及しないため、文部科学省は普及を後押しする新たな制度を作る方針を発表した。
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高校2年などから大学に入る「飛び入学」は1998年に千葉大学で始まった。
その後、国公私立の8大学で導入されていますが、累計で140人程度しか利用されてない。
普及しない理由として、「飛び入学」した後に大学を中退した場合、高校中退扱いとなり、最終学歴が「中卒=中学卒業」になってしまうためと指摘されてきた。
15日に開催された政府の教育再生実行会議のワーキンググループでも、この問題がとりあげられ、文部科学省では大学で一定の単位をとるなど必要な条件を満たした場合、高校卒業資格を付与する新たな仕組みを作る方針で、具体的な方法の検討に入った。